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今回も注文住宅の失敗を家づくりの先輩に語っていただきます!
今回は私たちが建てた注文住宅のお話をさせてもらいます。
それではご家庭と、建てられたおうちのことを教えてください!
40代自営業
40代の妻と関東地方で2人暮らし
積水ハウスで建築(2017年建築)
土地:56坪延床面積:109平米
土地代:1600万円
本体価格:3550万円
外構費用:約100万円
合計金額:約5250万円
住み始めて、7年ちょっとが経ち、当時はかなりいい感じで作れたと思いましたが、それでも年月を重ねる中でこれは失敗だったなと思うところがいっぱい出てきました
今回はそんな私たちの後悔、 失敗したポイントを皆さんにシェアできればと思います。
後悔ポイント① 1階に収納スペースを十分作らず後悔


LDKの天井を高くしたことで、家全体がとても開放的な空間になりました。特に2階部分は壁ではなく、吹き抜け側に全体的に開けたラウンジのような空間になっていて、下を覗けるようになっています。
この手前の階段から上がった空間は開放的に、ひらけた空間にしました。
そして2階のこちら側には押入れや物置などを作りました。広い収納が4つもあるので、季節物やなかなか使わない物をしっかりと収納できています。
しかし、この収納の作り方で後悔していることがあります。2階部分は良かったのですが、1階部分の収納の作り方で失敗してしまいました。

1階部分はこんな感じなのですが、実は1階の収納スペースが足りなかったんです。2階にはあんなに大きな収納を作ったのに、毎日使う洗剤や掃除機、クイックルワイパーなどの掃除用具、帽子やマフラー、コート、ヘルメットなど、生活必需品の置き場所に困っています。

リビングの隅にある小さなクローゼットは半畳ほどのスペースしかなく、こちらに掃除用具や衣類を詰め込んでいます。
ガムテープやCD、マスクなどの日用品や、ござなどもただ棚に置いてあるだけで、見た目も機能もあまり良くありません。毎日使う物ほど、手に取りやすい位置に収納したいのに、それができないのが不便なんです。
LDKで使いたいものに関しては、私達のようなことにならないように、しっかりとどこかに収納する場所を忘れずに作ることを意識しておいた方が良いと思います。
後悔ポイント② 家の外壁の色で後悔


私たちの家は、内装を白で統一し、外装は黒にすることでギャップを出すというコンセプトで建てました。
最初はその対比に満足していたのですが、外壁がめちゃくちゃ暑くなるんです。
夏場は隣家がある西側の外壁も熱くなります。
全国的に夏がどんどん暑くなっていますが、うちの住んでいる地域は特に夏が非常に暑くて、夜になっても室温が30度近くまで上がることもしばしばです。
これは、黒い外壁が日中に吸収した熱を放出できずに、家の中に熱が籠もってしまうからだと感じています。
もし白や明るい色を選んでいたら、熱の吸収が少なく夜になっても室温がそれほど上がらなかったかもしれません。
外壁の色は、見た目だけでなく、住み心地にも大きく影響していることを痛感しています。
また、うちでは後から出てくる窓の断熱にはこだわったのですが、壁の断熱材などをあまりこだわりませんでした。しかし、もっと高性能な断熱材を使っていれば、夏の暑さ対策になったと思います。
具体的な種類や厚みは覚えていないのですが、最近は特に暑いので、今は追加で断熱改善を検討していますが、それにはまた費用がかかるのでどうしようかと家族で悩んでいます。
後悔ポイント③ ウッドデッキが活用しきれずに後悔


ちなみにうちのウッドデッキは木製ではなく、メンテナンスが容易な樹脂製を選びました。雨の後もすぐに乾き、色あせの心配もありませんでした。
しかし、このウッドデッキは予想していたのとは違うところがありました。それはこの樹脂製のウッドデッキが、夏になるととんでもない熱さになることです。晴れた日には、表面温度が50度近くにも達し、裸足で歩くと熱くて本当にのけ反るほどです。これではビールを楽しむどころではありません。

夏場で日が当たっているうちは、一瞬でも裸足で出ようものなら火傷してしまうくらい熱いです。
最初は水をまいたり、スリッパを履いたりしていました。でもこれは一時的な解決に過ぎませんでした。結局、使う時はゴザを敷くことにしましたが、それも結局面倒になってしまい、今では夏場はウッドデッキには行かなくなってしまいました。

日光浴など、屋外での癒しを大切にしているのならウッドデッキは確かにおすすめです。
うちでもっと予算をかけられるなら、ひさしをもっと長くするなどの対策はできたと思います。あとはタープなどで日陰を作ったり、今後はそういう工夫をしてみようかと思っています。
ウッドデッキを検討している方へのアドバイス:
- 素材選び: 樹脂製ウッドデッキはメンテナンスが楽ですが、夏場の高温には注意が必要です。木製やタイルなど、他の素材の特性もよく調べ、ご自身のライフスタイルや気候に合ったものを選びましょう。
- 日差し対策: 夏場の暑さ対策として、ひさしを長くする、タープを設置するなど、日陰を作る工夫を事前に検討しましょう。
- 利用頻度: 実際にどれくらいの頻度でウッドデッキを使用するかを具体的にイメージし、高温になった場合の対策や手間を考慮して、設置を検討することをおすすめします。
後悔ポイント④ 壁紙がひび割れしやすく後悔


最初は完璧に見えました。でも時間が経つにつれて、クロスが裂け始めたんです。これは2階部分の天井ですが、こんな感じです。
最初の裂け目は引き渡し後引っ越してから約6ヶ月後に現れました。その後、何度も修理を試みましたが、1年以内には再び同じ問題が発生しました。

これは、木造の家の場合、木は収縮したり膨張したりするため、木材の収縮やクロスの縮みにより、引っ張られて裂けてしまうことがあるようです。
天井の面積が少ないと、下地の石膏ボードをしっかり固定できるのですが、広いと石膏ボードの固定が難しく、木と木の間に隙間ができて、クロスが裂けてしまうとのことです。
今は1階からは目立たないので、そのままにしています。今はもう諦めてしまっていますが、クロスではなく耐久性に優れた素材を選んでいればこんな風にならなかったのかな、とは少し思います。今後さらにひどくなるようなら、再びクロスを張り替えたり、耐久性のあるクロスに変えるなどの対策も考える必要があると思っています。
壁紙選びで後悔しないためのポイント:
- 素材の特性を理解する: 木造住宅では木の収縮によるクロスのひび割れは「あるある」とされています。担当者から説明を受け、リスクを理解した上で素材を選びましょう。
- 耐久性の高い素材の検討: ひび割れが気になる場合は、耐久性に優れたクロスや、漆喰、珪藻土などの塗り壁材も選択肢に入れて検討しましょう。
- アフターケアの確認: ハウスメーカーのアフターケアの内容(保証期間、修理対応など)を事前にしっかり確認しておくことが重要です。
後悔ポイント⑤ 大きな掃き出し窓を複数作り後悔

窓の選択は、見た目と機能性を重視しました!
リビングは20帖あります。ウッドデッキに面した大開口の掃き出し窓からは、自然光がたっぷりと入り、開放感があります。窓はそれぞれがトリプルガラスで、断熱性もしっかりと意識しました。
全体を開け放てば、家の中を風が通り抜けて気持ちいいだろうな、と思っていました。
しかしこの窓、見た目も美しく開放感は抜群なのですが、少し考えが足りないところがありました。それはこの窓、めちゃくちゃ重たいんです。あまりにも重くて、開け閉めが非常に大変なんです。
固定式のハンドルは一応ついているんですが、それでも結局自分たちには窓が重たすぎて、一か所しか開け閉めしなくなってしまいました。
窓はかなり高額だったので、それの方が予算的にも浮かすことができたはずです。
今は開け閉めが楽な窓に交換することを検討していますが、やはり初めからライフスタイルを考慮して選ぶべきでした。
大きな掃き出し窓を検討する方へのアドバイス:
- 重量の確認: 近年の高性能な窓、特にトリプルガラスの掃き出し窓はかなりの重量があります。実際に開閉してみて、その重さを体感することをおすすめします。
- 開閉頻度に応じた選択: 頻繁に開閉する窓には、開閉のサポート機能があるハンドルの採用を検討しましょう。たまにしか開けない場所であれば、はめ殺し窓も選択肢に入れることで、予算を抑えつつメンテナンスの手間も減らせます。
- ライフスタイルの具体化: どのようなシーンで窓を使うか、誰が使うかを具体的にイメージし、窓のタイプや開閉方法を検討しましょう。開けにくい窓は結局使わなくなる可能性が高いです。
後悔ポイント⑥ 2階の照明スイッチが不便で後悔


もともと、吹き抜けにしている関係もあって2階部分の電気を消していると、少し暗く感じます。なので普段はつけっぱなしにしていることも多くて。でもうちの寝室は1階で、寝ようと思って1階の照明を消しても、2階の電気を消し忘れていたというふうに後から気づく場合がとても多いです。
そんな時、わざわざ2階まで行って消さなければならないのが、とても不便です。上から光が降り注ぐため、消しに行かないわけには行きません。
手前にある1階のスイッチで操作できれば最高なのですが…。就寝前に必ず照明を確認するようにしていますが、それでも月に数回は夜中に2階に上がる羽目になっています。今思えば家を建てる際、1階にも2階の照明のスイッチを設置するべきでした。
それによって就寝時に1階からでも照明を消せたでしょうし、このような後悔もなかったはずです。
照明計画で後悔しないためのポイント:
- スイッチの位置: 複数階にまたがる吹き抜け空間の照明など、生活動線を考慮して必要な場所に複数のスイッチを設置することを検討しましょう。特に消し忘れが多い場所は要注意です。
- リモコン操作の活用: ダウンライトなど、天井がすっきり見える人気の設備でも、リモコンでオンオフや明るさ調整ができるタイプを選ぶと便利です。
- メンテナンス性: 電球交換の頻度や、専門業者に依頼する必要があるかなど、交換の手間や料金についても事前に確認しておきましょう。
まとめ
今回もとても勉強になりましたし、素敵なおうちがみれて良かったです
実際に建てられた人の話を聞けば分かりますが、 家づくりは結局は「情報戦」です。
できるだけ多く正しい情報を集めて、それを自分たちの価値観や生活スタイルに当てはめて、取捨選択していく。それが自分たちに理想的なおうちを建てる第一歩になります。
でも注文住宅の情報収集って、何から始めたらいいか迷うもの..。
私自身も家づくりを考え始めた頃、ハウスメーカーの資料請求をするだけでも時間がかかってしまい、「もっと効率よく情報が集まらないかな…」と思っていました。
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まとめ:家づくりの第一歩としてアリ

ここまで説明してきましたが、それでも行動を起こさない人は多くいます。
- なんとなく不安..
- 数分の文字入力もめんどくさい..
正直そんな気持ちがなくなることはありません。
それも一つの選択ですが、「後悔しない注文住宅」を勝ち取るためにはやはり自分から一歩動き始めることが大切です☆
家づくりで大きな後悔を残したくない!!
そう強く思う方は、ぜひタウンライフ家づくりを賢く活用してみてください。
一生に一度の家づくり、家族で話し合い、ぜひ後悔しない行動をしてくださいね。