◯寺岡さんのご家庭
30代のご夫婦と子供さん4人の6人家族
関東地方在住
2018年に地元のハウスメーカーで建築
◯注文住宅の情報
土地面積:約40坪(132平米)延べ床面積:130m2(39坪)
家の本体価格:2300万円
土地代:1400万円
外構費用:100万円
諸経費を除く合計金額は3800万円程度
今回は私たちがある程度長く住んでいるからこそ実感している後悔ポイントを詳しくお伝えしたいと思います。
後悔ポイント①トイレとお風呂の間取りで後悔
我が家では多目的スペースも作ったのですが、リビングの横にそのまま繋げることで、空間的な広がりができるようにしました。1フロアを広く作れて満足しています!
まず1つは、トイレの位置。我が家のトイレは、リビングの奥に配置したんです。
この写真で言うとここがトイレになります。
まず来客時、この作りだとお客様にトイレを使ってもらう際、リビングを通過しなければなりません。最近は子供も小学生になってお友達を連れてくることが増えました。
でも友達が遊びに来た時なんかは、リビングでくつろいでいる大人たちの前を通るのを恥ずかしがって、なかなかトイレに行けない子もいるんです。
またリビングで団らんしている時にトイレに行くとテレビの音が聞こえてしまうんです。壁は防音仕様にしたんですが、ドアの隙間から音が漏れてしまいます。家族だけならまだしも、来客時はかなり気を使います。
間取り図で言うと我が家の浴室はここ。
こちらが浴室入口の写真ですが、左手が浴室、通路奥がリビングとなります。
でもこれも、プライバシーの問題として、イマイチになってしまったんです。
具体的には、妻の友人が来客している時に私が入浴していると、着替えて出てくる時に気を遣うんです。
こちらがリビングから見た写真。
左のドアが玄関、右の通路が浴室への通路です。浴室を出たらすぐにリビングで、そこを通れば玄関に出てしまうんです。
タオル一枚や肌着姿で出るのは恥ずかしいし、かといって浴室内で完全に着替えるのも面倒。
何度か鉢合わせになってしまい気まずい思いをすることがありました。トイレについては、家の玄関に近いところ、そして浴室については家の中央寄りか、できれば玄関から最も遠い位置に配置すべきでした。
後悔ポイント②駐輪場スペースを十分考えず後悔
そしてこちらがうちの玄関周りの写真。
私たち家族は自転車に乗る機会が多いため、家を建てる際は自転車スペースも考え、玄関横に簡易的な自転車置き場を設けたんです。
でもここで失敗した部分があるんです…
これが現在の玄関ポーチの写真。
ここ、最初はすっきりとした印象で気に入っていたんですが、実際に暮らしてみると、どうしても不便になってしまいました。
まず、雨の日。屋根がなくて自転車が濡れてしまうので、毎回カバーをかけたり外したりしなければなりません。
特に朝の忙しい時間帯には、本当に面倒。
長雨が続くと自転車のメンテナンス頻度も上がってしまい、チェーンの錆び止めを週に1回はしないといけなくなりました。
それに、夏場は台風が吹きつけてカバーが飛んでしまったり、倒れてしまったりすることもあるんです。
これも今更ではありますが、玄関ポーチを屋根付きで、できれば三方を壁で囲った自転車置き場を作るべきでした。
イメージとして、こんな感じ。3畳程度のスペースがあれば、大人用自転車2台と子供用自転車4台を余裕を持って置けたはずです。外構なのでお金は大きくかかるかもしれませんが、 今の不便さとか大変さを考えると何かしら雨よけや風よけのスペースはしっかりと作るべきだったと感じています。
後悔ポイント③2階ベランダを作ってしまい後悔
うちのこのベランダ…予想していたよりも使用頻度が圧倒的に低かったんです。
当初はベランダで家族がくつろいだり、洗濯物を干したりすることを想像していました。
でも実際は年に数回、花火を見る程度でそれ以外はほとんど使っていません。
具体的には、昨年の使用回数は1回程度でした。
結局洗濯物は2階のベランダで干すことはなく、乾燥機や浴室乾燥を使って、部屋干しをメインとしています。しかも掃除や維持管理が意外と大変なんです。
落ち葉や虫の死骸、鳥の糞などがよく溜まるので、月に1回は掃除が必要です。
その作業に毎回1時間以上かかってしまって。
こんなに使わないのであれば、ベランダのスペースを室内に取り込んで収納や子供部屋として活用すべきでした。4畳程度もベランダスペースがあれば、ここを無くせば子供部屋や書斎が作れたはずです。そして個人的な話になりますが、当初は子供は2人だけだったので部屋数は問題なかったですが、その後さらに2人増えたため、 このスペースは収納や子供部屋に充てるべきでした。
後悔ポイント④家の形状が味気なくなってしまい後悔
でもこれ、当時はそれで十分だと思っていたんですが… 後からは考えると正直この形状がイマイチでした。
これは予算的に節約する形でこの形状を選んだのですが…どうしてもこれ、外観の印象が寂しい感じになってしまいました。
近所の方から「どの家が君の家か分かりにくいね」なんて言われることもあります。内部も四角い空間が続くので、どの部屋も同じような雰囲気になってしまっています。
来客の人と「玄関、どっちだっけ?」なんて会話をすることもあるんです。それに子どもたちも「お友達の家みたいにかっこいい家に住みたかった」って言うんです…
これは今思えば、もう少し予算をかけてでも、L字型やコの字型など立体感のあるデザインにすべきでした。
家を建てている当時は、 建築費をあげないことを考えていました。でも建築後に地方銀行でより低金利の住宅ローンがあることを知ったんです。それを利用していれば月々の支払いはそれほど変わらずに、もう少し予算を上げられたかもしれません。
例えばL字型にして中庭のようなスペースを作れば、プライバシーも確保できて、家族の憩いの場にもなったと思います。
特に家の外観は帰ってくるたびに毎回見るので、 本当に後悔は残さないようにする。これは今から家づくりをする人に、一番強くおすすめしたいです。
後悔ポイント⑤駐車場を最低限にして後悔
それは駐車スペースの想定が甘かったことです。我が家は、2台分の駐車スペースを確保したんです。これは実際の駐車スペースの写真。
元々はこれで十分だろうと思ってたんですが、実際に住んでみるとうちは車が2台あり、来客用の駐車スペースがないことが大きな問題になってしまいました。
今は仕方なく、来客の方には道路に駐車してもらっているんです。
でも、これは道路交通法上はグレーで近所の方の迷惑になるんじゃないかといつもヒヤヒヤしています。
今思えばこのウッドデッキを無くして、その分のスペースを駐車スペースにすればよかったです。
ウッドデッキは確かに見た目は素敵ですし、つけた当時はテンションが上がっていたのですが今となっては実際にはあまり使っていなくて…。
それよりも、安全に車を停められる場所の方が大切だったなと思います。
みなさん、来客の際の駐車場所もしっかり考えておきましょう。
十分な駐車スペースを作れなくても、土地選びの段階で近所のコインパーキングなど停められる場所は最低限確認しておくようにしてくださいね!
後悔ポイント⑥洗面所が混み合ってしまい後悔
でもここ、洗面台を1台だけにしてしまったことをとても後悔しています。
というのもうちは6人家族。
朝の混雑がひどいんです。特に平日の朝は、家族全員が同じタイミングで身支度をするので、洗面所の前に行列ができてしまうんです。
しかも今後、子どもたちが成長するにつれて、化粧をしたり、髪をセットしたりする時間が増えてきて。そのため、他の家族がイライラしてしまうこともあるんです。
同時に2人が使えるので、朝の混雑もかなり緩和されたはずです。
まとめ
以上が、私たちが注文住宅で建てたおうちの、家づくりの後悔、失敗したポイントでした!少しでも皆さんの参考になっていれば、とても嬉しいです!
このように注文住宅の家づくりは 何千万円もお金をかけて作るのに実際は心配したり後悔することがとても多いです。
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とても参考になるので気になる方は是非使ってみてくださいね。