30代の夫婦、5歳の男の子、3歳の男の子の4人家族
中国地方で地元のハウスメーカーで注文住宅を建築
家は2階建て
2022年11月に完成
土地の坪数=55坪・家の延べ床面積=31坪
家の本体価格=2200万円
土地代=1560万円 外構費用は=80万円
合計=3840万円程度(諸経費除く)
後悔ポイント ①高気密高断熱にこだわりすぎて後悔
断熱材を標準仕様のロックウールから発泡ウレタンへ変更し、厚みを出して吹いてもらうように依頼しました。床断熱工法から基礎断熱工法にも変更しました。
窓も気密性の高い縦すべり窓と横すべり窓を採用した結果、UA値=0.46、C値=0.2cm2/m3という高気密高断熱住宅にすることができました。
気密性が高いうえに見た目がおしゃれなので最初は大満足でした。でもこの窓の開け方なんですが、少し手間がかかるんです。
この窓で網戸を使うには、まず一度窓を開けた状態にしてから、網戸を引き出す必要があるんです。ということは、窓を閉めるときも一度網戸をしまってから窓を閉めるんです。
そうすると 網戸や窓付近にいた虫が入ってきやすいんですよね。
虫が苦手な私は毎回ドライヤーの風で網戸付近の虫を飛ばしてから閉めています。
気密性も大事ですが、普段の生活を意識して頻繁に開け閉めのしたい和室やリビングの窓は引き違い窓にするべきでした。
後悔ポイント②家のインテリアのテーマを決めずに後悔
はい、洗面脱衣室で化粧や身だしなみを整える場所でもあるため、明るい色の壁紙にして大成功でした。可動棚もイメージに併せて明るい木目のものを自分たちで設置しました。
家つくりの最初の段階で水回りの設備の色を決めたため、そのときはまだ家のイメージが決まっておらず、なんとなくで色を決めたんです。
そうなんです。これは洗面脱衣室だけでなくトイレも一緒なんです。トイレはシックな落ち着いた印象で統一したかったんですが、よく見ると床と壁紙と手洗い収納のドアの色がすべて暗いので落ち着いた印象というより、とにかく重たい印象になってしまいました。
洗面台の扉とトイレの収納ドア部分に白などの明るい色のリメイクシートを貼るか悩みましたが、頻繁に水が散るところなので諦めました。
今は滞在時間も短いから仕方ないかと納得しています。
後悔ポイント③間取りの畳数ばかりを気にしてしまい後悔
リビングに必ず和室もつけたかったのでとても満足しています。今は子供の遊び場として使っていて老後はここで寝たりもできるように考えました。
ただこの和室とLDKで20畳という数字を重視したためLDKの部分が使いづらくなってしまいました。
これが玄関から入ってすぐの写真です。これ、空間的に開けているように見えるかもしれませんが、それはソファをおいていないから。本当はリビングにソファをおいてくつろげる空間にしたかったんです。
でも、リビングから入って台所へいくのにこのリビングを通ります。
そして耐震上、必要な壁が目の前にあるのでこれをよけて歩かなければなりません。
実際、建てた当初は小さいソファをおいていました。
しかしこのソファがあることで玄関からリビングへ行く動線がとても狭くなりました。キッチンから食卓へごはんを運ぶ際もソファーに足がひっかからないように気を付けていました。
我が家には子供がいるので子供自身が食器を運ぶときにソファに足がひっかかり何度かこぼしてしまったりしました。その結果すぐソファーを処分することになりました。
ダイニングスペースは電子ピアノをおけるスペースまで確保できました。
全体の畳数を気にして建てるのではなく各スペースをどう使いたいか、置きたい家具はなにかを考えて伝えたうえで設計してもらえばよかったです。リビングで4人家族全員でくつろぐにはすこし狭かったです。
今は必要なときに和室のビーズクッションを移動させてくつろいでいるのですが、移動がまた少し手間になっています。
後悔ポイント④計算上の日当たりだけを信用して後悔
たしかに日当たりのシミュレーション上でも数値がよく、日がよく入ってくる明るい家にはなりました。
でも、窓の向こう側には住宅があるのでレースのカーテンを開けっ放しにはできないんです。これ、外の景色も見られる窓があればもっと開けた明るいリビングになったはず…。
そしてこのピアノの上側の小さい窓の部分は、奥に自然が広がっていて家が建つこともないのでカーテンがいらなかったんです。
後悔ポイント⑤お金がかかると思い、やりたいことを最初から我慢して後悔
というのも建築前から、本当は天井に木の梁をつけてもっとおしゃれな空間にしたかったんです。
でも家の設計段階から「我が家の家の予算的に無理だろう」と諦めていて、最初から要望をあまり言わなかったんです。
でも最近調べたら10〜30万でできたかもしれないことがわかりました。であれば最初の段階でお願いするべきでした。
はい、あります。これが我が家の階段です。
この階段は建築上一番安い方法は?と聞いて階段の種類を決めたので後悔していて…本当はオープン階段に憧れがあったんです。階段もリビングのなかに吹き抜けを作りオープン階段にすれば、もっとおしゃれな空間にできたのではと後悔しています。
予算の都合で諦めることはあると思うんです。
ただ言わないままだったら具体的な金額もわからないまま 「あれはできたのかな?」と
ずっと思い残したまま、建てた家に住むことになってしまいます。
後悔ポイント⑥外構を後回しにしてしまって後悔
この家の外構。ここに関しては後悔が多いポイントになってしまいました。家づくりの終盤…私たちは外構まで考えることに疲れてしまっていました。低限の部分のみコンクリートを入れてもらい、あとは自分たちでやろうと後回しにしていまいました。
その結果このようにいまだに防草シートを敷いただけで2年たった今でも完成していません..。しかしそのあとは家の中を整えるために棚を作ったり片づけたりしていて、外構はほったらかしになってしまいました。
玄関階段の足下にも外灯もつけて夜帰ってきたときにおしゃれに見えるようにしたくて置き型のライトを置いてみたのですが、雨で壊れてしまったり明るさが足りず物足りなかったです。そして子供がつまづき落としてしまったりもしました。
電気の工事などは特に素人には限界がありますし、全体的にどうやって快適な庭にすれば良いかわからないため、最初からプロにお願いするべきでした..。
まとめ
以上が私たちの家づくりの後悔ポイントです!
皆さんの参考になっていれば これ以上 嬉しいことはありません!
このように 注文住宅の家づくりは 何千万円もお金をかけて作るのに実際は心配したり後悔することがとても多いです。
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