注文住宅を建てた方の、家づくりで後悔したポイントを教えてもらいます!
それでは早速、亀田さんよろしくお願いします
よろしくお願いします。
2022年1月に注文住宅で家を建てました。
まだ住み始めて2年くらいです。
私たちは30代前半。
家族構成は私と夫、そして娘が2人の4人家族です。
家は大和ハウスで建てました。
土地面積は50坪、そこに延べ床面積は約34坪のおうちを建てました。
家の購入価格は本体価格が3640万円、土地が3680万円、外構が280万円で、合計7350万円でした。
詳しく教えてくれて、ありがとうございます。
一生に一度の買い物ということでかなりお金をかけて、良い家を作ろうと頑張りました。
でも、それでも後悔する部分が結局色々と出てきてしまいました。
そんな私たちの後悔・失敗を聞いて頂ければ嬉しいです。
デザイン重視で縦長の窓にして後悔
こちら我が家の外観です。
なんとも堂々とした佇まい!
外観はずっと変えられないのでどうしたら素敵な感じに仕上がるのかだいぶ悩みました。
そしてコストをかけずに、オシャレな雰囲気の外観にするにはどうしたら良いか、設計士さんに相談しました。
その中で縦長の窓、こちらを付けるとスッキリとしたかっこいい感じになると知って、我が家に多く採用しました。
そう思って我が家でも採用して、オシャレな雰囲気が作れて嬉しく思っています。
でもこの縦長の窓を多くつけてしまったことで後悔しています。
デザインは気に入っているのですが、利便性はイマイチでした。
こちらは内側から見た縦長の窓の写真です。
この窓の開け方は、つまみをクルクルと回します。
でもこの開け方が結構めんどくさい…。1つ1つ別々で開け閉めするので、開閉に時間がかかってしまいます。
娘の部屋は4つ全ての窓が縦長の窓なので、4つの窓を開けるだけに数分かかってしまいます。
簡単に開閉できる普通の窓にするべきでした。
リビングにも縦長窓を採用したのですが、こちらは正直面倒なので、結局開かずの窓になってしまっています。
POINT
- 窓の開閉方法は事前にチェック!
- 子どもでも開閉しやすい窓に!
リビングに階段をつけて後悔
こちらは、我が家のリビングです。
こちらは約20畳あります。
広々とした明るいリビングが作りたかったのでその点では それが実現できて満足しています。
それはこの階段です。
こちらの階段はリビングから直接つながる形でつけました。
子供たちと顔を合わせる機会が増えた方がいいかな?そんな風に軽い考えで選んでしまい、正直深く考えていませんでした。
でもこれが失敗でした。
いざ入居して生活を始めると、夏はクーラーの冷気が階段に逃げていってしまい、冬は暖房を付けても冷気が入ってきてなかなか温まりません。
これでは、電気代もかかってしまうと思って、最近ブラインドを設置しました。
ブラインドは天井から設置しているんですが、1階と2階を行き来する度に開け閉めするので、ブラインドも取れやすくて困っています。
その度にわざわざ、椅子を持ってきて必死に付け直しています。
さらにブラインドを下げても結局、冬は隙間風が入ってきて寒いんです。
それはリビングの音が階段を伝って寝室まで響きやすいということ。
2階の寝室で寝ていても、リビングの会話が丸聞こえな位、階段から声が伝わってきます 。
冷暖房の問題、そして音の響きやすさの問題も、階段の位置をここにつけたことが原因だと思うと、リビングに直結させずに玄関側に作るべきだった、今となってはそう思っています。
POINT
- 空気の流れをシミュレーション!
- ブラインドでは音も冷気も防げない!
床材の選定が、いまいちで後悔
こちら我が家の寝室です。
床の光沢のある感じも、とても高級感がありますね。
そして憧れていた大理石調の白色を選びました。
でもこれが正直、失敗でした。
見た目は大満足なのですが、困った点があります…
それは大理石調は木材よりも冷たくて、冬場は結構足が冷えてしまうんです。
でも冬場は寒くて、ストレッチはしなくなってしまいました。
床の後悔は、リビングにもあるんです。
リビングはブラウンを基調とした、落ち着いた部屋にしたかったんですが、濃い色にすると部屋全体が暗い印象になってしまいそうでした。
なので、明るい色調のブラウンを選択しました。
色合いはとっても気に入っているんです!
でもこのフローリングは、結構傷つきやすかったんです。
うちには小さい子供が2人もいて、乗り物にのって走り回るような遊びを毎日しています。
すると入居して一年足らずで、気付いたら床が何ヶ所も削れてしまっていました。
削れた木で怪我をしてしまわないように、木材補修パテを付けていますが、見た目はバレバレ。
リビングに関しては見た目だけでなくもっと丈夫な素材を選ぶべきだったし、総じて床材選びは難しいものだなと感じました。
POINT
- 季節ごとにどう感じるか床材の温度感をチェック!
- キズに強い床材がオススメ!
太陽光発電の蓄電池をつけなくて後悔
我が家では、太陽光パネルの設置が義務だったので取り付けました。
実際の写真はありませんが、こちらの南側の屋根部分に取り付けました。
図面としてはこんな感じです。
おかげで電気代は賃貸の時の三分の一くらいになりました。
しかしここに…ツメが甘かったところがあります。
というのが、うちではソーラーパネルはつけたんですが、蓄電池を付けなかったんです。
そうです、これによって本来もっと電気代が節約できたはずのところが、結局毎月7000円ほど電気代がかかってしまっています。
太陽光パネルだけでなく、セットでつけておくべき設備です。
正直、もう少し電気代は安くなると思っていました。
蓄電池がないと電気を貯めておくことが出来ないので、どんなに昼間お天気が良くても、太陽がでていない夜は結局電気を買うことになってしまいます。
ちなみに太陽光パネルの費用はどれくらいだったんですか?
でも昼間余った電気は売れるのですが、売電の値段はどんどん下がっていってしまいます。
売電の金額は買電の半分以下の値段になります。
太陽光パネルを付けて売る、という考えよりも家でうまくその電気を活用する。
そして金銭面だけではなくて、災害で停電が起こってしまった時のためにも備える。
そんな生活のためにも蓄電池は必要だったと思います。
一緒につけることを検討すべき、ということですね。
POINT
- 太陽パネルだけじゃダメ!?蓄電池の設置を要検討!
- 蓄電池があれば災害時の停電にも備えられる!
エアコンの設置位置を検討できておらず後悔
こちらはうちのリビング部分。
リビングの間取りを決める上では、窓を大きくして、光が多く入るようにするということに重点を置いていました。
こちらのエアコンの、設置位置、向きが悪かったんです。
元々エアコンの設置場所は具体的には考えておらず、設計士さんにお任せしていました。 窓を大きくとった関係もあり、必然的にエアコンの設置場所はここ、キッチン側のダイニングの上になりました。
うちのリビングは、この通り縦長の構造。
なのでダイニングと、普段過ごすことの多いテレビ前の絨毯スペースは離れてしまっているんです。
そのせいで、エアコンで冷暖房を付けたとしても、リビング側になかなか風が届かず、暖まるのに結構時間がかかってしまうハメに…
エアコン工事に来てくれた業者さんも、こっち向きですか?と風の効率の悪い設置場所に驚いていました。
でもこれ、風向きなんかを調整すれば、解決しないんですか?
うちでは窓があるためもう無理ですが、できるなら長手方向。テレビの左上あたりにつけておけば、エアコンの風が行き渡りやすくてもっと良かったと思います。
先ほどの光熱費を抑えきれなかったこともありますし、冷暖房機は効率よく効かせられる場所をもっと計算して、設置すべきでした。
間取りと並行して、考えておくべきことでした。
POINT
- エアコンの設置は冷暖房効率が高い場所に!
トイレの場所が悪くて後悔
少し見にくくて恐縮ですが、うちの1階の間取り図です。
我が家ではリビングを広くとるために、トイレは玄関近くに配置しました。
実際リビングが広く取れたことは良かったんですが…でもこの設置位置は、正直失敗したなと思いました。
実際のトイレと玄関の距離感はこんな感じです。
そして、もう一つはトイレに行っている間に、一歳の子供が玄関で転ばないか、常に心配!
リビングに子供を残してトイレに行こうとすると、泣いてしまうのでトイレに一緒に連れて行くのですが、そのまま脱走してしまうことがあるんです。
玄関の方に行ってしまうと、この段差から落ちてしまいそうでヒヤヒヤします。
ハイハイして出ていってしまうと心配ですが、当然トイレ中はすぐに駆けつける事も出来ません。
玄関にまでゲートはつけていられないですし…
また、あとは経年劣化していく中で、臭いなどもちょっと心配になります。
何十年と使っていくと掃除をしていても臭ってしまうかもしれません 。
玄関にトイレがあることで来客者の方に伝わってしまったら最悪。
今から、そんなことを考えてしまっています。
POINT
- お客様が行き来する玄関付近へのトイレ設置は要注意!
おわりに
以上が私たちが家づくりで感じた失敗、後悔したポイントです。
皆さんの参考になっていれば幸いです。
とても参考になりました!
注文住宅の家づくりは 何千万円もお金をかけて作るのに実際は心配したり後悔することがとても多いです。
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