それでは丸山さん、よろしくお願いします。
今日はよろしくお願いします。
土地の坪数は68坪、家の延べ床面積は80平米です。
家の本体価格のみで2160万円でした。
夢のマイホームが完成してとても快適に過ごすことができています。
ただ、それでももっとこうしておけばよかったと、考えることも日々多いです。
私の話をぜひご自身の家づくりに生かしてもらえると嬉しいです。
後悔ポイント①窓の取り付け場所をよく考えずに後悔
明るい雰囲気のお風呂にしたかったので、このような壁の色を採用しました。
実際、とても清潔感があって明るくなったので、その部分はとても気に入っています。
でも、このお風呂で後悔したところがあります。
こちらのお風呂の窓、これはいらなかったと思っています。
なのでそもそも、外からの光を取り入れる必要はありませんでした。
たまに窓を開けて外からの空気も入れたいと思い、横すべりの窓を採用しました。
掃除中にたまに窓を開けることはあっても、入浴中に開けることはほとんどないので、今は特に役目もなく、掃除の手間が増えただけの窓になってしまいました。
ちなみに、こちらはうちのトイレです。
こちらには、窓をとりつけませんでした。でもトイレにこそ窓をつけるべきでした。
トイレって臭いもこもりやすいですし、風水的にも悪い気が溜まりやすいと聞くので、窓をつけて定期的に空気を入れ替えができたらよかったなと思います。
換気だけであれば換気扇でも十分かもしれませんが、私はできるだけ室内に光を取り入れて空間を明るくすることを家づくり中で、重視していたんです。
そういう視点で考えるとなおのこと使用シーンや目的をもっと考えて窓をとりつければよかったです。
窓は光を取り入れるためだけではなく、空気の入れ替えもできるので様々な使用シーンや目的を想定して!
後悔ポイント②憧れの木目調のキッチンにして後悔
SNSで情報収集をしていたとき、木とステンレスの組み合わせのキッチンがとても素敵に見えて、私もそのようなキッチンにしようと思ったんです。
でも、今家づくりをするのであれば、木目調のキッチンは採用しないと思います..
こちらはアップにした時の写真ですが、リビングの床とキッチン、そしてダイニングテーブルの色が微妙に合っていないんです。
注目してみると、ちぐはぐした色味になってしまいました。
キッチンを黒や白などのベースカラーと呼ばれる色にしていたら、そんなことにはならなかったと思います。
木の色を家づくりの段階で極力合わせるのは本当に難しかったです。
『木』と言っても「本物の木材」や「木目調のシート」など色々ありますが、見た目のクオリティや質感はやはり価格にダイレクトに影響するなぁと感じました。
我が家はできるだけキッチンのグレードを落としたのに対し、リビングの床はお金をかけて無垢材にしたんです。
その結果、その部分に分かりやすい差ができて、キッチンの質感が少しチープに見えてしまうことに後悔しています。
同じような色だから大丈夫だろう。という想定で終わらせずに実際に並べてみて、そこに違和感がないかを具体的に細かく確認することが必要!
後悔ポイント③収納の計画が不十分で後悔
こちらは我が家のメイン収納です。
ここは上から下まで可動棚をつけてもらいました。
この収納は間取り図で言うとこのスペースになり、LDKからは目隠しする形で洗面所の向かい側につけました。
それによってお客さんが来てる時でも中を見られることがなく、そういった面ではとても気に入っています。
ただ、収納計画のことをしっかりと考えてなかったことを後悔しています。
具体的には、我が家のメイン収納はすごく狭かったんです。
この幅は約73㎝ほどです。人一人が入れるぐらいの横幅という感じです。
これはコストを抑えたかったのと、無意味に物を増やしすぎないようにするために、意図的に収納を少なくした経緯があります。
ですが、それにしてもコンパクトにしすぎました。使わない時期がある扇風機やファンヒーターなどの季節ものの家電のことをすっかり忘れていて、今はまだ使っていない子供部屋にそれらを押し込んでいます。
あと収納に関しては、後悔していることがもう一つあります。
見せる収納に憧れて、キッチンには飾り棚、洗面台にはニッチをつけました。
しかしこういった見せる収納はうちでは正直、やめておけばよかったです。
確かにおしゃれなものを置いたらおしゃれに見えます。
でも逆に言うと、おしゃれじゃないものを置くとおしゃれに見えません。
置くものや置き方にこだわらないとすぐに雑多な印象になってしまいます。
なので私たちとしては、よほどのセンスがない限りは見せる収納はやめて、徹底的に隠す収納にしたほうがおしゃれに見えたと思います。
- 注文住宅の収納の場所・広さを考える場合は、今家にあるものを、実際全てリスト化することをおすすめ
- 実際に収納したい場所をそれぞれグループ分けすることで、一箇所に大きい収納スペースが必要なのか?それとも各部屋に少しずつある方が便利なのか?どこにどのように作ると生活しやすいのかが具体的に見えてきます。
- 引っ越した後、必ず買うものもリストに入れておくと便利!
- どうしても家づくりが忙しくなってくると後回しにしやすいから、日程に余裕があるうちにやっておきましょう!
後悔ポイント④アクセントクロスを採用して後悔
先ほども出しましたが、こちらは我が家のキッチンです。
このグレーのクロスをトイレにも採用したのですが、思っていた以上に雰囲気が暗くなってしまったんです。
かっこいい雰囲気や落ち着いた雰囲気にしたいのならグレーでもいいと思います。
でも、今の私の好みは明るい雰囲気の空間なので、すべて白の壁紙にしておけばよかったと、今となっては後悔しています。
そんな感じで軽い気持ちで決めてしまいました。
でも、人の趣味や好みって、けっこうコロコロ変わるもの。
少なくとも私はそうで、家づくりの打合せをしていた数年前と今では、インテリアの好みもガラっと変わってしまいました。
簡単には変えられない内装は極力シンプルにして、好みが変わったら家具や小物で変化をつけるほうがよかったと、この壁紙を見るたびに、そのようなことを考えてしまいます。
いずれ好みが変わる可能性があることを考慮して、一時的な好みや流行りを取り入れすぎない!
後悔ポイント⑤コンセントの数と場所を増やさなくて後悔
こちらはリビングです。
ソファーなどもおかないタイプですね。
ここでゴロゴロしながらテレビを見たりしています。
ただ、1つ後悔していることがあります。
それは、コンセントの位置。我が家ではリビングのコンセントは、テレビを掛けている壁側に一つと、テレビに向かって右側の壁の端っこにつけました。
リビングでスマホを充電したい時は、右側の壁のコンセントで充電していますが、充電しながらスマホを操作したい時は、リビングのかなり端の方にいなきゃいけないんです。
これは正直、ノープランでした。
せっかく広いリビングを作ったのにもったいない気持ちになります。
長い充電ケーブルを買えば解決できるのですが、リビングの中央までコードが這っているのが気になって、結局端っこの方でずっと使ってしまっています。
そして、この後悔ポイントは我が家の寝室でも…。
寝室ではスマホの充電用のコンセントを中央に1箇所つけました。
そもそも計画当初、私と夫のベッドを中央にくっつけて配置する予定だったので、コンセントは中央に1箇所でいいと考えたんです。
でも、これが想定不足…。
というのも今は子どもと一緒に寝ているので、子どもが落ちないようにベッドを壁際に寄せています。
そうすると、壁側で寝る人は充電用のコンセントに届かないんです。
後から追加はしにくいですし。
家を建てる前だったら追加料金もかからず何個つけてもよかったのですが、家を建てた後だと場所の制限が出てきたり、料金がかかってきてしまいます。
今後ベッドをくっつけずに配置する可能性もありますし、コンセントは多いに越したことはないなと思いました。
コンセントは計画段階であらゆる可能性を考えて、つけすぎかなと思うぐらいつけておけばよかったです。
コンセントは計画段階ではいくらでも設置できるので、あらゆる可能性を考えて多めにつけておく!
以上が私たちが建てた、注文住宅の後悔・失敗した部分になります。
注文住宅の家づくりは 何千万円もお金をかけて作るのに実際は心配したり後悔することがとても多いです。
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