早坂ひろの様
はい、私たちは静岡県在住2023年の1月に注文住宅で家を建てました。
私たちは20代後半
家族構成は私と夫、そしてまだ1歳6ヶ月の息子の3人暮らしです。
家はパナソニックホームズでお願いして建てました
土地面積は60坪、そこに延べ床面積は約33坪のおうちを建てました
家の購入価格は、土地・外構込みで約4000万でした
まだ築1年ですが、後悔したポイントがたくさんあります。家を建てるときにイメージしていたものと、実際に住んでみると結構、ギャップがありました。これから家を建てる方には、同じような失敗をしないでほしいので、ぜひ私の失敗談を最後まで聞いてもらえればと思います。
キッチンをリビングの真ん中にして後悔
家づくりのときに、どこにいても家族の顔が見渡せるようにしたいと考えていました。なので柱や壁で遮られることなく、広々とLDKを使いたいと思ってこの形にしました。
ここは19.1帖あります。
そしてこちらは我が家のキッチンの写真です。こちら、うちではアイランド型を採用しており壁についているわけではないので奥の部分も、動線として通ることができます。キッチンで作業をしていても、子どもがリビングで遊んでいる姿を確認することが出来るので安心です。
しかし、このキッチンで後悔ポイントがあります。それはキッチンをLDKの3分の1を占める大きさにしてしまったことです。
これは元々私の希望で、以前住んでいた賃貸のキッチンの調理スペースがかなり狭かったので、せっかく家を建てるなら広々としたキッチンで料理がしたいと思っていました。しかし、我が家には1歳6ヶ月の子どもがいます。料理中にどうしても私の足元にきたり、食器棚や調味料が入っている引き出しを開けてしまうんです。侵入できないように柵をするにしても、冷蔵庫と被ってしまうため柵はできません。
これ、キッチンの作業台よりも冷蔵庫が出てしまっているのがわかると思います。これでは、柵を固定することができないんです。
はい、同じように小さい子供がいる家では キッチン前にも柵を設置してる家が多いです。なのでうちでも、シンク側かコンロ側 のどちらかを壁付けにして、入れない工夫をするべきでした。
それは水や油がはねてしまうことです。例えば、壁付けキッチンだったら、水や油が前に飛ぶ分には壁を拭くだけで掃除ができますが、後ろに飛んでしまったものは床掃除をしなくていけません。
我が家のキッチンでは水や油をキャッチする壁がないので、キッチン周辺の床すべてに、水や油が跳ねてしまうんです。
こちらの写真、わかりますか?これはコンロの向かいに油跳ね防止としてつけた透明の板ですが、油がついている状態です。調理後に見ると、かなりの油跳ねがあることがわかります。
この透明版は、コンロの真向かいにだけ取り付けているので、実際はこの板の横からも油がはねてしまい、床にまで飛んでしまう状況です
なるほど、毎回床掃除をするのは大変ですし、掃除をする前にはねた油の上を歩いてしまうと、部屋中に広がってしまいますもんね
キッチンの位置は変えることが出来ないので、もう少し考えて配置するべきでした…。
玄関ポーチを狭くしてしまって後悔
こちら、我が家の家の外観です
そして、こちらが玄関です。玄関はシンプルにしたかったので、インターホンとポスト以外は何もありません。玄関扉は家の中からの光がすこし漏れるように、この扉を選び、床のタイルは1枚ずつ模様が異なっているのもお気に入りです。
でも、この玄関にも後悔ポイントがあります。
こちらが玄関の屋根の写真です。これ、屋根が短いので、雨の日は玄関扉まで雨に濡れてしまいます。これ、実際に雨の日の写真です。
床だけでなく玄関扉とタイルまで、すべて濡れているんです。
内側ぎりぎりまで濡れてる状態です。
もちろんポストもずぶ濡れ状態になります。
雨の跡がついてしまい、下からはポタポタとしずくが落ちてしまいます。置き配の時、ボックスに入らないものは濡れてしまって嫌です。
屋根をもう少し広げる、もしくはカーポート等を設置して、玄関の雨に濡れる部分を少なくすることはできたんじゃないかな?そう後悔しています。
家事動線を考えていなくて後悔
こちらは我が家の洗面脱衣兼ランドリールームです。
家を建てる際に、私たちがテーマとしていたのは家事効率が良い家でした。我が家はベランダを作ってないため、室内乾燥もしくはガス乾燥機で乾かします。家事効率を考えて、あえてベランダはつけませんでした普段の生活を思い浮かべてみたところ、ベランダに干すという行為が非効率だと考えました。外で乾かすためには、日差しの一番強い時間より前に干すことが必須です。また雨の日は外干しはできないので、室内で干すことになります。
なので我が家の水回りは1階に集中させたかったんです。そして外に干したり帰宅後に取り込む作業をなくすために、ガス乾燥機を採用しました。結果、時間や天気にとらわれずに洗濯をすることが出来るのでとても快適。
それは、クローゼットを2階にしてしまったことです。私たちはウォークインクローゼットに憧れて、何も考えずにクローゼットを寝室につけてしまったんです。せっかく1階のランドリールームで、洗濯から乾燥までが完結するのにクローゼットを2階に設置したことで、洋服を片付けるときは2階に上がらないといけません…。
毎日のことだと面倒ですし、小さな子供がいて目が離せないので、片づけられない洗濯物が溜まってしまう始末…。
一階のランドリールームの隣の部屋は、主人の書斎なんです。なので書斎を2階にして、少し小さめにはなるけどウォークインクローゼットを1階部分につけておけば良かったです。片付ける動線までしっかりと効率化できていれば….そのような後悔が残ります。
コートクローク収納を採用せずに後悔
こちらは家の玄関です
はい、玄関扉を入ってすぐこちらはお客様用の入口していて、基本的には何も置かないようにしています。そしてこの引き戸を開けると、シューズクロークがあります。こちらは、家族専用の出入口です。お客様用と家族専用の入り口はそれぞれリビングに繋がっています。
おお、すごい。これならすっきりした玄関が保たれますね。
リビング側から家族専用の出入口を見た写真がこちらです。この引き戸を閉めておけば、多少散らかっていても、お客様からは見えないので重宝しています。
みなさん、「コートクローク収納」って知っていますか?
コートクローク収納とは、コートやバックを収納するスペースのことです。私は家づくりを終えた後にこの言葉を知り、とても後悔しました。
言うものコートやバックの定位置が決まっていなくて、ついつい置きっぱなしにしてしまうことが多く、気づくと子供にバックの中を漁られたりしてしまいます。
なので、一時的に置く場所があったら便利。しかし家づくりをしているときは、コートクローク収納の存在を知りませんでした…。
この家族専用シューズクロークの中につけるべきでした。今はこのようにシューズクロークの一部を利用して丈の短いアウターを掛けていますが、見栄えも悪いです。またこの高さだと丈の長いコートは掛けることが出来ません。
なので、情報収集をたくさんしておけばよかったと後悔しています。
日当たりを十分確認しなくて後悔
立地条件で重要視した点は、小中学校から近いエリア。実際に購入した土地は、小学校へは徒歩で3分程度、中学校も徒歩で10分程度という希望条件に合った土地を見つけることが出来ました。
というのもこの土地、日当たりがとても良くないんです。こちらは我が家の朝と昼の写真です。これは室内から撮った写真は朝の8時に撮影したもの。なので我が家の東側には日を遮る建物が無いため、朝日が結構入ってきます。
この土地は道路が建物の東側にあります。それに対してこちら。こちらは昼12時に撮影したものです。
駐車場部分は日が当たっているものの、建物は隣の家の陰になってしまっています。
南と西側に家が建っているため、日中日差しはほとんど入ってきません。これ、2階部分だけ、日が当たっているのがわかりますか?
それはそうかもしれません。ただその当時から土地の条件としては主人の社用車も含めて3台の駐車スペースを確保する必要がありました。
なので 土地面積を最大限使うと思うと、東側に駐車場を確保するしかありませんでした。でもその結果として、隣の家と被ってしまう部分には日が当たらないという結果になりました…。
小中学校どちらにも近い土地は限られていて、価格帯も考えると選べる土地は限られていました。
土地の下見の段階では日当たりのことを考えておらず、仕事終わりの夕方以降に土地を見に来ていたのも失敗の原因です。なので、あとは吹き抜けをつけて上から光が入るようにする、そんな工夫をすればもっと光を取り入れることは出来たと思います。
リビングから廊下への出入口にドアをつけなくて後悔
こちらの写真を見てください。
これはリビングから階段、トイレへと繋がる出入口になります。
間取り図でいうとここの部分になります。うちでは、リビングから一度廊下を通ってから、階段やトイレにつながる形にしました。
別角度から見るとこのような感じです。
我が家には1歳6ヶ月の息子がいるのですが、階段を登りたがってしまって…。柵をつけても乗り越えられてしまうので、目を離すことが出来ません。
またこちらの出入口に扉をつけなかったことにより、もう1つ困っていることがあります。それは冷暖房の効きが悪いことです。
これはキッチン側からその廊下につながる部分を撮って写真です。例えば、冬場にリビングで暖房をつけていても階段からの冷気が入ってきてしまうため、キッチンに立っているととても寒いです。これ実は、間取りを考えている時は、ここに扉がついているものだと勘違いしていたんです。詳しいことははっきりと覚えてませんが、ほとんど話題にも登らなかったと思います。扉自体はなかなか後付けできるものではないので、普段はのれんをかけています。
でも扉があれば子どもが階段を登ってしまうことも、冷気も防げたと思うと後悔しかありません。
おわりに
私たちが実際に感じた注文住宅の失敗・後悔ポイントを参考に、ぜひ自分たちだけの理想の注文住宅をイメージされてみてください!
注文住宅の家づくりは 何千万円もお金をかけて作るのに実際は心配したり後悔することがとても多いです。
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