こちらの方です!
今日は私の方から 家づくりの失敗談のお話をさせていただきます!
早速ですが 玉木さんのご家庭と建てられたお家のことを教えてください!
ご家族情報
◯30代会社員
◯妻と3歳の息子さんの3人家族
◯北陸地方在住
◯2022年11月に注文住宅を建築
建てられた注文住宅の情報
◯地元の工務店(義理の父が経営)で建築
◯土地:約68坪
◯延床面積:41坪
◯家の本体価格:約4000万円
◯外構:約100万円
◯土地:約700万円
でも紆余曲折あり、不満も抱えながら日々過ごしています。
今回は私の不満や失敗を赤裸々にアウトプットしていきます!
ぜひ家づくりの参考にしてください!
後悔ポイント①無垢の床材にして後悔
私たちは無垢の床材に憧れがありました!
妻の友人宅に行った際に、無垢の床材を見てとても素敵だったので、我が家も床は無垢材を採用しました。
引き渡しの時は色味も絶妙にまばらでなんとも美しい床!そう思いました。
これは後悔ポイントになってしまいました…
というのもこれ、床に実際に近づいてみると…今はこんな感じ。
ご覧の通り、傷だらけです..。
これちゃんとコーティングも施工されています。
ですが傷に弱く子供がおもちゃを落としたり、椅子を引きづったりすることで簡単に傷がついてしまいます。
これ、ここまで傷がつきやすいとは、思っていませんでした。
またこれも意外と知られていないですが、無垢材は年月がたつと変形します。
そして隙間ができやすくて、そこに埃が溜まってしまい…その結果、掃除が結構手間になってしまうことに…。
今は無垢の床材ではなくとも、無垢の床材と見間違えてしまうほどの床材もあります。そういった床材の方が傷もつきにくく、耐久性も高いので、適材適所でそういった床材を採用しておけば良かったです。
うちでは子どもがよく遊ぶリビングやダイニング下は、耐久性の高い複合フローリング、こちらにしても良かったと思います。
後悔ポイント②芝スペースを設けて後悔
家づくりの経験者の方のブログなどで、決める順番のせいで外構に予算が残らなくなってしまう。そんなことを聞いていたので、私たちは外構についても最初の段階である程度イメージを固めていました。
その中で、うちでは芝スペースを設けることが決まっていました!
芝スペースは家の見た目に緑が入り、一気にゴージャスかつナチュラルな家となるキーアイテムだと思っていたので、このスペースを作りました。
そして実際に作った芝生スペースの見た目には大変満足しています。
というのもこれ、この見た目をキープすることがかなり大変なんです。
芝刈りをしなくてはいけないことはわかっていましたが、この芝生たちの成長速度が尋常じゃないんです。
この芝生見てください。
しかもうちは植栽も芝スペースの中につくってるんです。
この方がより植栽も映えるかなと思いました。でも植栽の凸凹の箇所を芝刈りするのが、本当に大変…。大型な芝刈りはこの植栽スペースには入り込めないので、小型のハンディタイプの芝刈り機を駆使して芝刈りをする必要があります。
芝スペースは約3坪程度と小さめ。しかしこれでも、芝刈りに1時間はかかってしまいます。
2週間で伸びてしまうので、本来であれば1週間に1度は芝刈りをする必要があります。
芝を緑に綺麗に保つことも難しく、こんな感じで、枯れてしまう部分もできてしまいます。
芝を緑に保つためには
- 念入りに芝刈りをすること
- 刈った芝を綺麗に取り除いてあげること
- 肥料をちゃんとあげること
こういったことが大切です。でもどれも手間がとてもかかります。
幸い枯れた部分は芝スペースの端っこなので、今はあまり気にせずにそのままにしてあります。
今思えば、人工芝でも良かったと思っています。家づくりの当初はナチュラルをテーマにしていたこともあって、外構にもナチュラルを取り入れたかったんです。
後悔ポイント③収納スペースの計画をしっかり考えず後悔
うちでは収納スペースを、かなり多めに作りました!
ここは、リビングを出たところの収納スペースです。
とっても広い収納スペースなので、どんな物も入ります。
どんな物も入るが故に、どんな物でも入れてしまいます。リビングを出たところなので、はさみやカッターなどの小物も入れたいのですが、棚を設置しただけなので収納もしにくいのです
そして、主寝室についても同様…。
妻の服や私の服、荷物も多いので主寝室の収納は広く、4畳分にしました。
でも実際、かなりのスペースが余っている状態…。
現在、1.5畳分ほどスペースが余っています。正直収納スペースを作りすぎてしまいました…。
まず寝室の収納は1畳分減らして3畳くらいにしておき、リビングを出たところのスペースには、小さめの収納棚を複数個作るべきでした。
大は小をかねるという部分は確かにありますが、実際には適材適所が一番。
後悔ポイント④窓の大きさを具体的に指示しなくて後悔
そして和室と主寝室には、それぞれはめ殺しのFIX窓を設置しました。
この窓、見てください。
正直これ、縦幅が大きすぎました…
これ本当はもう少し横に細長い窓をつける構想をしていたんです。
そうすれば外からの視線も 避けながら 外の景色を楽しむことができると…。
でも完成した和室のFIX窓はこんな感じに…。本来であればこの窓の半分の高さを想像して依頼していました。
これ元々、「このくらいにしてください」と大体のサイズを手で表して、抽象的に指示してしまったことが問題でした。
そして主寝室にもFIX窓を設置しました。
でもこれも大きすぎました…。ここは2階で人と目が合うことはありませんが、この景色からお隣を含めて複数のお家の2階の窓が見えます。
ということは相手側からも見えているということ。カーテンを開けているとどこか視線を感じてしまう気がするんです。
ここも本当なら、上半分くらいの窓の高さを考えていたんです。それなら見える景色は空だけになって、夏の入道雲や雪が空から舞っている景色などを見られたはずでした…。
というかこれ、立面図が確認できなかったのでしょうか?
実はこちらの家は、義理の父親にお願いして建ててもらったところもあり、立面図を見るころには気づいたのですが、指摘することができなかったんです…。
具体的に「高さは◯センチの窓」など、数字を用いて依頼することで、このような問題は防げたはずだったので本当に後悔です…。
後悔ポイント⑤浴室にカビが発生しやすくて後悔
お風呂にもたくさんメーカーがあって悩みました。LIXIL、パナソニック、タカラスタンダードと各社特徴がありますし、キッチンやトイレも同じメーカーがやっているので各設備を見学しに行く度に目移りしてしまいました。
その中でも我が家のお風呂メーカーはTOTOにしました!
TOTOのお風呂は「ほっからり床」というネーミングでPRされています。水はけが良く床が乾きやすいため、カビやヌメリが発生しにくいですし、断熱材が使用されていることで冬でも床が冷たくなりにくく、快適に使用できるという特長があります。
展示場でも一瞬で床が乾いていくのを目の当たりにして、それにほれ込んだ為、我が家はTOTOにしました。一番最初にお風呂に入ったときは、本当に水はけが良くて、感動しました。これでカビなどは発生しにくいだろうなと…。
しかしお風呂が終わった後に、浴室内で体を拭いていると…
確かに床の全体的には水はけができているんですが、端っこだけ外側に床が落ちているせいで、そこに水が溜まってしまうんです。そのせいで、端にカビが発生しやすくなってしまって…。
これは大まかに掃除した後の写真です。床はカビ掃除しましたが、中央あたりがピンクになっているのがわかりますか?
完全に乾いてしまうと綺麗に水はけができるのですが、端っこは乾くのに時間が掛かるのでしょうね。
我が家の対策として、お風呂が終わったあとはシャワーでサッと流すようにしています。
余裕があれば水切りを使って完全に無くしてしまえば、カビもはえないでしょうが、お風呂の度に水切りを使うことは面倒なので半ば諦めています。
これ、完全に水はけができるメーカーがあるとは思えないので、これが限界なのかもしれません…。
後悔ポイント⑥とにかく広くしすぎて後悔
せっかくなら大きくて自慢のできる家にしたい。
正直私たちにはそんな気持ちがありました…。
間取りの打ち合わせ前から、リビングは最低20畳だ!部屋以外のスペースもゆとりのある家にするんだ!と変に気合いが入っていました。
そして打合せの段階では、理想通りの間取り図が完成しました。
完成したあと、「これ、広すぎたかも…」と思うようになりました。
例えばここ。
ここは2階の階段を上がりきった場所です。広い方が昇り降りもしやすいので、少し広めにしましたが、これ、あまりにも広いです。ここは約3畳あります。
仕事部屋など作れてしまうような広さです。
ちなみに仕事部屋はありません。。
そしてリビングの出入り口付近。
ここも一番人が出入りする場所だからと広めにしました。
でもこんなに広くなくても人は通れるよ?と間取り図を作っていた頃の自分に言ってあげたいです。
あとは廊下も広く長くしたのですが、廊下に面している部屋はトイレしかないんです。
この廊下の使用用途はトイレと階段だけなので、広さや長さの割にスペースパフォーマンスが悪くなった気はしています。
脱衣所についても広めに2畳分確保しました。
子供の脱衣や将来、娘が生まれたときに広いことで何かと便利になるだろうと思いました。
でもここも広すぎました。脱衣所って意外とほこりがたまりやすくて、広いと掃除が手間ですし、タオルを置いておくスペースまで手が届かないんです。
まとめ
皆さんの参考になっていればこれ以上嬉しいことはありません!
このように注文住宅の家づくりは 何千万円もお金をかけて作るのに実際は心配したり後悔することがとても多いです。
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家づくり計画書という無料サービス。
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家にいながら気になるハウスメーカーを比較したり相場観を養うこともできます。
とても参考になるので気になる方は是非使ってみてくださいね。